端午の節句

5月5日の子どもの日は端午の節句です。男の子のいる家では五月人形を飾ります。この飾り方は一般に3段飾りであす。上段の真中に鎧兜を置き、その左右に弓と太刀、うしろに屏風や幕を立てる。中段には陣笠と軍扇を飾り、その左右に鯉のぼりの吹流しを置き、ほかに適当な人形や馬などを飾る。下段には中央に三方にのせた菖蒲酒、その両脇にちまきと柏餅などを供え、左右にかがり火を置く。屋外では鯉のぼりが五月のさわやかな風になびく風景はどこででも見られますが、江戸時代、7歳以下の男の子のいる武士の家では、のぼりや吹流しを立てた。吹流しを立てることを許されなかった町人が、武家に対抗して立てたのが鯉のぼりの始めである。鯉は出世魚といわれているので、逆に武士の間でも流行しはじめ、明治維新以後は鯉のぼりと吹流しの両方を立てるようになりました。立て方は、ふつう回転球や龍玉の下に矢車をとりつけ、その下に吹流し、真鯉、緋鯉の順にする。たくさんついているのは男の子の人数が多いからでしょう。男の子1人に1つずつという風習があるからです。5月5日といえば菖蒲湯です。東京では、この日、銭湯でも菖蒲を切って湯舟に入れているくらい一般化しています。端午の節句と菖蒲の関係には2節あり、元来は、田植えの神を祭るために、娘たちが菖蒲でつくった娘宿にはいり、身を清めたのが始りで、江戸時代になってから「菖蒲」が「尚武」に通じるところから武家を中心に男の節句としての色彩が強くなったという説。もう一つは、聖武天皇が菖蒲をかつらに付けていない者は宮中に入れないこととしたため、菖蒲を頭にかざすことが一般にも流行し、男の祝いにむすびついたという説。なお、菖蒲は薬草として用いられており、この日菖蒲酒を飲む習慣もある。

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