節分

節分とは、もともとは季節の移り変わるときのこと。立春が2月4日頃で、節分はその前日、すなわち2月3日とされている。大豆を打ちつけて邪気を払うこの行事は室町時代に始ったと伝えられている。江戸時代の宮中豆打ちは、天皇ご自身で3度をお打になったあと、土器からお年の数だけ豆を召し上がった。一方、徳川将軍家では、老中が豆打ちを行ない、将軍の祝膳には、年齢に1つ加えた数の大豆を三方に載せ、鴨の焼き物、大鷺の吸物などと一緒に食べたそうです。民間では年の数だけ食べるのと、1つ加えた数を食べるのと2つの風習があります。豆を打つ年男は、正月の祭りの祭主のことで、一家を代表して正月行事の一切の取り仕切る男子をいい、その家の主人とか男子が当るのが正式です。干支に当る人が、その役をするようになったのは最近のことです。その豆は夕方に煎り、マスに入れて神棚に供え、夜になってから撒く。戸や窓を開け放ち「鬼は外、福は内」を2回ずつ繰り返して豆を撒く。そして、すぐに戸や窓を閉め、次ぎの部屋へ移る。これが普通のやり方ですが、部屋が散らかるとの理由で「鬼は外」は外に向けて豆を撒くが「福は内」は口で唱えるだけの家もあるようです。この豆打ちと一緒に、節分にはイワシの頭を柊木の枝にさして軒先におく習慣がある。邪気をさけるおまじないというわけです。戸口にイワシの頭をさす風習は全国的で、これにニンニク、ヒル、トベラなどの臭気のあるものを添える地方もあります。その臭気で邪霊を退けるわけです。

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