お彼岸

彼岸は、春と秋の年2回あり、春の彼岸は春分の日(3月21日頃)を中心とした7日間の期間。秋の彼岸は秋分の日(9月23日頃)を中心とした7日間。彼岸という言葉は「到彼岸」を略して表現しているものです。到彼岸とは、インドで使われている言葉の1つであるサンスクリット語のパーラミター(波羅蜜多)を翻訳した言葉で、文字通り彼岸へ到達するという意味。インドで作られた大乗仏教のお経の原典はサンスクリット語で書かれているのが普通で、よく目にする漢文のお経はサンスクリットを翻訳したものがほとんど。では、彼岸へ到達するという意味かというと、悟りの世界へ到達するというのはどういう意味かというと、悟りの世界へ到達するということです。彼岸とは、迷いや苦悩に満ちた、こちら側の岸、つまり「此の岸」に対して、悟りの世界です、あちら側の岸、つまり「彼の岸」ということである。彼の岸は悟りの岸であり、極楽浄土の世界を指している。到彼岸というのは、極楽浄土へ到達するということであり、悟りを開くという意味でもある。仏教では極楽浄土へ渡るために六波羅蜜の教えを説いている。六波羅蜜とは、
布施(ふせ)他人に施しをすること
持戒(じかい)戒を守り反省すること
忍辱(にんにく)不平不満を言わず耐え忍ぶこと
精進(しょうじん)精進努力すること
禅定(ぜんじょう)心を安定させること
智慧(ちえ)真実を見る智慧をはたらかせること
の6つの徳目のことである。こうしたことは日頃から心がけていたいものですが、実際にはなかなか実践できない。そこで春と秋の年2回くらいは頑張って実践しようというのがお彼岸の意味です。お彼岸には先祖の墓参りをするとともに、六波羅蜜の教えも実践したいものです。

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