戸籍

婚姻届を出すと親の戸籍から独立して、夫婦を単位とした新しい戸籍が作られます。夫婦の間に生まれた子供もその戸籍に加えられていきますが、その子供が成長して婚姻すると、さらに独立の新戸籍が作られることになります。このようにして子供がすべて結婚してしまうと夫婦だけの戸籍となります。やがて夫婦も死亡すれば、順に戸籍から削除され、最後にはその戸籍は除籍簿に綴りかえられてします。これが戸籍の一生です。戸籍は何のために作成されるのでしょうか。かつてはいろいろな目的兼ね合わせていた時代もありましたが、現在の戸籍は親子・兄弟といった一定の身分関係に基づいて発生してくる権利義務関係を公示するために作成されるものです。わが国の戸籍は、夫婦、親子の共同体を一括して記録する制度ですが、これはわが国独自のものであって、西欧諸国においては一般に各人についての個人別身分登録制がとられています。戸籍は夫婦同氏の原則、親子同氏の原則という民法上の基準をもとにして、同氏同籍・復氏復籍の原則、三代戸籍の禁止という技術基準によって編製される。このため、戸籍の編製については次のように取り扱われています。
同一の戸籍に記載される者は氏が同じでなければならず、氏の異なる者が同じ戸籍に入ることはない。氏は民法の原則によって決まる。
夫婦は1つの独立の戸籍を有する。子が婚姻したときは、親の戸籍から独立して新戸籍を作る。
親子は同じ戸籍に入るが、同氏同籍の原則に従う。
祖父母と孫といった三代にわたる者が同じ戸籍となることはない。そのときは、親と子のために独立の戸籍が作られる。
離婚、離縁等による復氏者は、原則として婚姻前又は縁組前の戸籍に復籍する。

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