結婚記念日

結婚記念日を祝う風習は、もともとイギリスではじまりアメリカへ伝わったと言われています。アメリカに伝わってから盛んに行なわれるようになりました。現在では日本でも結婚記念日を祝う習慣が根付いてきていますが、国内に広く知られるようになったのは、明治27年に明治天皇と昭憲皇后が銀婚式をお祝されたことがきっかけだとされています。お祝の形式が特に決まっているわけではありませんが、欧米では記念日の名称にちなんだ贈り物をする習慣もあるようです。
1周年 紙婚式 アルバムや手帳などの紙製品を贈る。
2周年 木綿婚式(藁婚式) ハンカチやテーブルクロスなどの木綿製品を贈る。
3周年 革婚式(糖菓婚式) バックやカバン、財布などの皮革製品を贈る。
4周年 花婚式(絹婚式、革婚式、書籍婚式) 4周年には最も多くの異名がある。特にこだわりがなければ、お祝を受ける人の好みで決めれば良いでしょう。花束や絹製品、皮革製品、書籍などを贈る。
5周年 木婚式 木にちなんだものを贈る。木製品の他、鉢植えの樹などでも良い。
6周年 鉄婚式(花婚式) 鉄製品、あるいは金属製品を贈る。
7周年 銅婚式 銅製品、あるいはブロンズの像やブロンズの表札などを贈る。
8周年 ゴム婚式(青銅婚式) 青銅婚式と呼ぶ場合も多いが、7周年の銅婚式と似てしまうので、ゴム婚式と呼ぶ場合も多い。夫婦がそろそろ倦怠期を迎える時期なので、ゴムのように2人の関係に弾力性をもたせて、少々のトラブルは吸収してしまってほしい、という願いが込められています。ゴムに関連した贈り物は選別に難しいのですが、弾力性のあるもの、伸びるもの、と柔軟に考えれば良いでしょう。
9周年 陶器婚式 湯飲みなどの陶器製品を贈る。
10周年 錫婚式(アルミ婚式) 錫でできた装飾品、あるいはアルミニウム製品などを贈る。
11周年 銅鉄婚式 鍋などの堅い金属製品を贈る。
12周年 絹婚式(亜麻婚式) スカーフや寝具などの絹製品を贈る。
13周年 レース婚式 レース製品を贈る。
14周年 象牙婚式 以前は象牙製品を贈っていましたが、今はワシントン条約によって世界の象牙貿易が禁じられています。今でも日本ではワシントン条約締結以前に輸入されたストックで、少ないながらも象牙の加工は続けられていますが、特に象牙製品にこだわる必要もないでしょう。
15周年 水晶婚式 透明で曇りのない夫婦関係を象徴する贈り物。水晶でも良いがクリスタル製品でも良いでしょう。
20周年 磁器婚式(陶器婚式) 置物や磁器製品を贈る。
25周年 銀婚式 銀食器などの銀製品を贈る。
30周年 真珠婚式 真珠の装飾品などを送る。
35周年 珊瑚婚式 長い年月をかけて成長する珊瑚になぞらえている。長い年月をかけて育んできた夫婦の愛を祝うようなものを贈る。珊瑚にこだわらなくても良いでしょう。
40周年 ルビー婚式 ルビーの装飾品などを贈る。
45周年 サファイア婚式 サファイアの装飾品などを贈る。
50周年 金婚式 金の装飾品などを贈る。
55周年 エメラルド婚式 エメラルドの装飾品などを贈る。
60周年 ダイヤモンド婚式 ダイヤモンドの総称品などを贈る。
75周年 プラチナ婚式 プラチナの装飾品などを贈る。
記念日の名称にどこまで意味があるのかは疑問ですが、それぞれの名称には一応の意味付けがされています。例えば、5周年の木婚式は、1本の木のように一緒になって育っていくように、とか、20周年の磁器婚式には、年月を経ることによって、その価値を増す磁器のように夫婦の価値を高める。などです。また、結婚記念日の名称にちなんだ贈り物を無理に選ばなくても、夫婦で使うようなものなどを贈れば良いでしょう。結婚記念日は個人的なお祝でもあるため、夫婦だけ、あるいは家族だけで祝うことが日本では多い。盛大に祝う傾向があるのは、25周年の銀婚式と50周年の金婚式です。銀婚式には身内や親しい友人、日頃から御世話になっている人を招いてパーティを開くこともある。金婚式になると夫婦は高齢になるため、子供や孫が主催する形で、夫婦をお祝することが多い。欧米では、銀婚式に来てくれた人を招いてパーティを開く習慣もあるようです。

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