花嫁衣装・和服

昔は、夫婦の杯には陰陽2つの式があり、陰の式では花嫁は清浄な処女の象徴である白の打ち掛けを、3日後の陽の式には、色なおしといって、華やかな色ものの衣裳にあらためて、髪もあざやかなかんざしを飾ったという。しかし、生涯たった一度の、それも数時間のために高価な衣裳を新調するのはもったいないので、貸衣裳の利用がますます盛んになっています。貸衣裳を利用する場合には、春や秋の結婚シーズンに先がけて開かれて結婚式場や貸衣裳店の内見会に足を向けるのも1つの方法です。数多くの中から試着して選ぶが、購入値段の3〜5割で新品が借りられる。貸し出し回数の多いものほど値段が安くなるが、傷みなどには注意すること。もう1つ、打ち掛けは裾をひくのが特徴、身丈が着尺より40cmくらい長いのが、適当です。したがって、貸衣裳の場合は、色と柄だけでなく、寸法を確かめることも大切です。貸衣裳ではなく、自前にしようとするときは、あとあと利用できるようにすると良いでしょう。打ち掛けや帯やクッションに使うためにブローケードにした人がいますが、花嫁らしい美しさにあふれていたということです。打ち掛けの下に着る振袖の掛下長着は2枚重ねにする。上着の表地は、白羽二重、または白か赤の綸子、地紋は吉祥文様、下着は白羽二重の無地で、上下とも無垢仕立てにする。長襦袢は掛下長着と同色の紋縮緬か白羽二重。半衿も白二重または白地に金銀の刺繍入り。掛下帯は掛下長着と共地で文庫結び。帯締めに白二重の丸ぐけ、帯の左脇に袋に入った懐刀をさし、筥迫を懐に入れる。草履は紅白か金銀の重ね。足袋は白絹をはく。全部を白一色にすることには新品であることが条件です。貸衣裳の場合は色もののほうが無難です。

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