死亡の確認と届出

病気で自宅加療中であったり、脳溢血などで急死した場合は、かかりつけの医者か、いなければ近所の医者にきてもらいます。医者がくるまでは遺体を動かさないことです。医者にきてもらえないときは、一一〇番に電話して、警察医にきてもらいます。そして死亡の確認を受け、死亡診断書を書いてもらいます。
 死因に疑問があると、変死として警察立ち合いのもとで行政解剖が必要な場合があります。
 病院で死亡した場合、ほとんどの場合死因がはっきりしているので、病気による自然死として、病院は死亡診断書をすぐに出してくれます。遺体の処置は病院側でしてくれます。
 病人の容態が急変したり、健康だった人が急病になったり、交通事故やその他の事故によって、救急車で病院にはこばれる途中や病院にはこばれてから死亡した場合は、死因に疑問がなければ、病気による自然死と同じ扱いで、死亡確認後すぐに病院側では死亡診断書を書いてくれます。

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医師によって死亡が確認されれば、その医師から死亡診断書を交付してもらいます。
 用紙は死亡届といっしょになっていて、病院の他に、葬儀社、市区町村役場の戸籍課に置いてあります。
 本籍地以外で死亡した場合は、現住所または死亡地と本籍地の役場に提出しなければならないので、二通用意します。
 死亡届は死亡診断書といっしょになっていて、同居の親族、別居している親族またはその同居者など、できるだけ血のつながりの濃い人が届け出をしますが該当者がいないときは、病院長、アパートの管理人、友人などでもかまいません。
 本籍地以外で死亡した場合は、死亡診断書と同様、二通必要です。
 死亡届は、遺体の火葬あるいは埋葬に必要な、火葬(埋葬)許可証をもらうときにいるので、死 亡後できるだけ早く、現住所または死亡した場所の市区町村役場、本籍他の役場に提出しなければなりません。
 ただし、法律上は死亡した日から七日以内であればよいことになっています。
 役場では通年、二四時間受け付けてくれます。これらの手続きは、ほとんどの葬儀社が代行してくれます。この死亡届を提出すると、その人は戸籍から抹消されます。
 病気による自然死の場合は必要ありませんが、事故死、変死、自殺などの場合は、警察医の検視による死体検案書が必要です。死体検案書は、死亡診断書と兼用になっています。
 この書類がないと、火葬場は火葬してくれませんし、墓地に遺骨を埋葬することもできません。
 市町村役場にある死体火葬許可証交付申請書に死亡届を添えて提出すると、火葬許可証を交付してくれます。これを火葬場に提出して、火葬の終わった時点で日時を記入してもらいます。
 五年間は保存の義務があり、再発行はできませんから、紛失しないよう注意を要します。

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