法要のお礼

 法要は、自宅やお寺で営みますが、最近では斎場あるいはホテルで行うこともあります。法要の日どりは僧侶と相談して決め、招待する人へは案内状を出しましょう。法要は亡くなった同月同日の祥月命日に営むのが基本ですが、参列者の都合も考慮して休日に行うことが多いようです。その場合、命日よりも前に設定するようにします。

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 法要後は、供養のための会食で参列者をもてなし、引き出物も配るのが一般的です。会食を簡略化する場合は、引き出物に折り詰めやお酒を添えることもあります。神式も仏式の場合同様、会食の席を設けますが、キリスト教式では、たいていお茶とお菓子程度で、軽い食事を出すこともあります。
 会食を自宅で行う場合は、仕出し料理や弁当をとることもあります。また、お寺の休急所を借りたり、ホテルなどに席を設けることも増えています。
 引き出物は、海苔、お茶、タオル、お菓子などが一般的です。
 表書きは、「志」「粗供養」などで、水引は結び切り、色は白黒、双銀、双白、白黄を。表書きの右横に、故人の戒名と○回忌と記し、水引の下には「○○家」と書きます。神式の場合の表書きは、「志」のほか「茶の子」「粗品」などとします。キリスト教式では、引き出物は贈らない習慣でしたが、最近では「志」「粗品」としてお茶やお菓子を贈ることもあります。
 僧侶へは、白無地袋に「御布施」「御礼」などと書くか、市販のお布施用の袋に謝礼を入れて渡します。奉書紙で包めば、よりていねいでしょう。金額は法要の規模やお寺との関係にもよりますが、3万〜5万円程度といわれています。会食を辞退された場合は「御膳料」を包み、「御車代」も用意します。
 なお、年忌法要の際、浄土真宗以外は卒塔婆を用意します。「卒塔婆料」も必要になりますから、事前にお寺に聞いて用意しておきましょう。
 神式の神官へのお礼、キリスト数式の牧師や神父へのお礼も必要です。謝礼の体裁は葬儀のときと同じで、金額は、神式、キリスト数式の場合とも1万〜2万円程度でしょう。なお、キリスト教式では、オルガン奏者や聖歌隊などにも5千〜1万円程度の謝礼を、また、墓地の管理事務所などがある場合も「志」「御礼」として3千〜5千円のお礼を渡しましょう。
 年忌法要の際には、浄土真宗以外の宗派では、お墓の後ろに卒塔婆を立てて供養する習慣があります。卒塔婆とは、上の方が塔の形をした細長い板で、経文や梵字が記してあるものです。
 卒塔婆供養をする場合は、前もってお寺に依頼しておきます。
 卒塔婆料は、3千〜5千円が一般的ですすが、お寺によって金額の違う場合もありますから、事前に確認しておきましょう。
 施主以外の人が立てる卒塔婆を、付塔婆といいます。これらをまとめて、「卒塔婆料」として白い封筒に入れ、法要の前に僧侶に渡しておきましょう。

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