心づけ・チップ

 日本の場合、基本的にサービス料のつく旅館やホテルでは、心づけは必要ないといわれています。しかし、子ども連れでお世話をかけたり、急に病人が出て手間をかけたときなどは、感謝の気持ちをこめてお金を包みます。普通以上の接待を受けた場合も、心づけを渡します。また、ゴルフ場などの施設でもチップが必要です。
 渡すときは、ポチ袋か懐紙に包んで渡しましょう。

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 旅館では、自分の部屋付きの係の人を確かめて、日七めに渡します。その他の場合はお世話になったときに、その本人へ。
 部屋付きの係の人へは、千円程度の心づけを渡します。ホテルなどで、ポーターにとても重い荷物を運んでもらったときは、500円程度を。また、子どもが世話になったり特別手間をかけた場合は、その本人へ千円程度を渡します。民宿などで手厚いもてなしを受けたときは、千円程度を渡すか、勘定を払うときに千〜2千円程度のおつりを「おつりはけっこうです」と言って心づけ代わりにしてもかまいません。ゴルフ場ではチョコレートをといわれますが、その程度の金額を渡すほうがよいでしょう。
 お金は細かくなりすぎないよう。500円なら500円玉1枚という具合にします。
 海外では、ほとんどの国でチップが必要です。チップは、サービスに対する当然の報酬と考えられており、仕事によってはチップが主たる収入源という場合もあります。当然の報酬とはいっても、感謝の気持ちをこめて「サンキュー」の言葉を添えて渡します。
 チップは、国によって、あるいは職種によって渡す金額が違ってきます。旧社会主義国でも、国情が大きく変わったため、チップを必要とする場合があるようです。オーストラリアやニュージーランドでは、チップは不必要のようです。また、あらかじめサービス料が料金に含まれているようなところも必要ありません。ヨーロッパではチップの簡略化が進み、料金に含まれている店も増えてきていますから、よく確かめてから渡します。
 特別な場合を除いて、チップを渡すのは頼んだ仕事が終わったときです。有人トイレでも、出るときに小銭を渡しますし、レストランでは勘定書きの15%前後をテーブルの上に置いて出ます。ホテルのルームメイドヘは、朝、枕の下にチップを入れておくのが習慣です。ただし、普通以上のサービスを受けたいと思う場合には、チップを初めに渡して交渉してみましょう。たとえば、レストランでウエイターに「窓際の席がよいのですが」と言ってチップを渡すと、要望どおりの席へ案内してくれることがよくあります。
 チップは、多すぎず、少なすぎずがポイント。そのためには、小銭の用意が大切ですが、高額紙幣しかない場合は、おつりの中から支払うか、思い切って当人に両替を申し出てもよいでしょう。

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