お中元とお歳暮

 半年に1度、お世話になっている人たちに感謝の気持ちを伝える贈り物、それがお中元とお歳暮です。年に1度のあいさつにするなら、1年のしめくくりのあいさつともなるお歳暮を選んだほうがよいでしょう。
 お中元・お歳暮を贈る相手は、夫婦それぞれの両親や仲人、親戚、職場の上司、おけいこごとの先生や主治医など、お世話になっている人です。

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 ただし、親戚への贈り物は、どの範囲までにするか、どの程度の金額にするのかなどを、兄弟姉妹の間で話し合っておくとよいでしょう。また、両親や親戚へのお中元やお歳暮は省略して、帰省の際のお土産や誕生日、あるいは父の日や母の日などのプライベートギフトにしようなどと皆で話し合っておくのもひとつの方法です。
 職場関係に贈る場合、夫の代わりに妻が手配することが多いので、だれあてにいくらぐらいの予算でということを、夫によく確認しておきます。というのも、職場によってはお歳暮などを廃止しているところもありますし、上司に贈るときも同僚とのバランスを考える必要があるからです。
 お中元もお歳暮も本来は持参するものですが、最近では、デパートなどから配送してもらうのがほとんどです。配送する場合は、品物が届くころに送り状が着くように出します。贈り物の中にカードを同封してもかまいません。送り状には、お世話になっていることへの感謝の言葉や近況報告などのほか、どんな店からどのような品物を送ったかも明記しておきましょう。
 選ぶ際には、先方の家族構成や年齢、健康状態や生活様式、趣味などを考えます。
 たとえば、夫婦ふたりだけなど少人数の家族なら、同じ予算でも、量は少なくても上質のものを選んだほうがよいでしょう。逆に大家族なら、実用的な品物を、質より量にポイントをおいて贈るほうが喜ばれるかもしれません。また、贈り物がたくさん集まるお宅の場合は、品物よりもギフト券などのほうが使い道も広がり、好評です。さらに、毎年同じ品物を贈るのもひとつの方法です。お歳暮に、毎年新巻さけやハムの詰め合わせなどを贈ると、お正月用食品としてあてにすることもでき、重宝されるでしょう。あるいは、自分ではちょっと手が出ないような高級品を贈られてもうれしいものです。
 本来、お返しは必要ありません。ただし、お礼状は必ず出しましょう。いただいてどのようにうれしかったか、具体的な喜びを伝えるようにします。
 こちらもなにか贈りたい場合は、少し時期をずらし、「松の葉」などとして届けるほうがスマートです。以後、お中元やお歳暮のやりとりをしたい場合は、次の年から贈ればよいでしょう。

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