お年賀とお年玉

 年始のあいさつは、日ごろお世話になっている上司や恩師、仲人、懇意にしている先輩、友人などのほか、夫婦の実家や兄弟姉妹などのお宅へも伺います。お年賀の品物は、手土産程度のもので十分でしょう。
 服装は、男性はダークスーツ、女性はワンピースかスーツなど、和装なら小紋程度の装いにします。親しい間柄ならもう少しラフな服装でもかまいません。
 なお、親しい間柄でないかぎり、子どもを連れていくのは控えましょう。

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 元旦は避け、2日から松の内の7日までにお年始に伺います。また、午前中は控え、お昼過ぎをメドに訪ねるほうがよいでしょう。いずれにせよ、先方の都合を聞いてから伺うようにします。連絡なしに伺った場合は、玄関先でのあいさつにとどめ、早めに失礼しましょう。
 お菓子や果物、お酒など、いっしょに飲食して楽しめるものがよいでしょう。金額は2千〜3千円程度を目安に。とくに、お歳暮を贈っていないお宅に伺う場合は、忘れずにお年賀の品を侍っていきましょう。なお、地域によっては近所にお年賀の品を配る習慣があるところも。この場合は、ふきんや干支のテレホンカードなど台所で使うものやめでたいものが喜ばれるでしょう。
 お年玉は、歳神様からいただいた魂を、目上の者が目下の者に分け与えるというのが本来の意味です。ですから、目上の人の子どもには、図書券や文具券、あるいは品物を「御年賀」としてあげることもあります。また、両親やお年寄りなど年長の人に渡す場合も、表書きを「御年賀」としましょう。
 あげる範囲は、基本的に親戚関係か、ごく親しい間柄の子どもにとどめます。できれば、親同士で金額を打ち合わせておくと、年齢に応じた額を均等に渡すことができます。
 お金はポチ袋に入れて、色や柄も豊富にそろっていますし、簡単に作れますから手づくりのポチ袋もよいでしょう。ポチ袋の用意がないときは、懐紙や半紙などに包んでもかまいませんが、お正月の間は多めにポチ袋と中に入れる新札を用意しておきましょう。
 お年玉は、年齢に見合った金額を用意しますが、まだ小さい子どもならおもちやや絵本など品物で渡してもよいでしょう。
 子どもにはお金の大切さを教えるよい機会です。いただいたお金の額で人を判断したりすることのないように、きちんと教えましょう。
 お年賀にお返しは必要ありませんが、ごちそうでもてなしたり、帰りにお菓子などを持たせることも。お年玉の場合は、先方に子どもがいるときはお年玉を、いないときは別の機会にでもお土産などを贈ります。

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