卒業・就職祝いの贈答

 学生生活を卒業し、社会人としての生活が始まります。いよいよ親元から巣立つわけですから、激励の気持ちをこめて、門出をお祝いしましょう。
 卒業式や人礼式の日に、親や親しい人がホームパーティーを開いてあげたり、大人の仲間入りという意味で、おしゃれなレストランでの会食の機会をつくるというのも、思い出に残るお祝いとなるでしょう。

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 卒業後、就職先が決まったらお祝いを贈ります。内定の段階では、まだ未確認の要素もありますから、3月に入ってからでよいでしょう。もし、卒業祝いとして贈るなら、なるべく早めに届けます。
 社会人として必要になる洋服や待ち物などを選びます。
 男性ならば、ネクタイやワイシャツ、カバンや名刺入れ、財布などの小物類。女性の場合は、ハンドバッグやスカーフ、アクセサリー類などが多いようです。ひとり暮らしを始める場合は、家庭用品や電化製品などもよいでしょう。
 ただし、趣味に合わないネクタイなどをもらっても困ってしまうでしょうから、できるだけ希望を聞き、リクエストに添うようにします。
 現金を贈ってもかまいませんが、祖父母や両親が、生活資金として通帳と印鑑を贈るのも、人生の門出にはなむけとなるプレゼントでしょう。
 なお、親の友人・知人で、特別家族ぐるみのおつきあいでもなければ、お祝いを贈る必要はありません。
 社会人としての第一歩ですから、お礼は本人からさせるのが基本です。親もお礼状などで感謝の意を伝えますが、なによりも本人から伝えたいものです。
 お祝いをいただいたら、まず、電話や手紙でお礼を述べます。お返しは基本的には必要ありませんが、初めての給料をもらったら、ささやかでも感謝の気持ちを届けるとよいでしょう。できれば、菓子折りやお酒などあいさつの品を持って伺い、報告もかねてお礼を述べると、喜ばれるでしょう。表書きは、「松の菓」「御挨拶」とします。
 遠方の人にお返しを送る場合は、必ず近況報告を記したお礼状を添えるようにしたいものです。
 就職のお世話をしてくださった方や、就職に際してお世話になった恩師には、初月給でなにかささやかなお礼の品を贈るとよいでしょう。旅行券や商品券などを贈るのも喜ばれます。
 直接出向く場合も、郵送の場合も、お礼の言葉とともに、会社での様子を報告します。
 体裁は、蝶結びの水引、表書きは「松の葉」「御礼」などとします。また、リボンをかけ、カードを添えて贈ってもよいでしょう。

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