お七夜と命名の贈答

 お七夜とは、赤ちゃんが生まれた日から数えて7日目に、名前を決めて健やかな成長を願って祝う行事です。医学が進歩していなかったころは、この時期までに死亡する赤ちゃんもあり、生後7日目まで無事生き、これで育つ見通しがたったというお祝いの意味もありました。

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 昔は、お七夜に父方の家が親戚や母親の実家、名づけ親などを招き、祝宴を催す習わしもみられました。しかし、最近では、ちょうど退院の時期にあたるため、あわただしいことも多く、退院祝いを兼ねた祝い膳を内輪で囲むようになっています。祝い膳を用意するのは若い父母になりますが、まがお母さんは無理のできないころです。双方の親を招き、お赤飯に尾頭付きを用意してもよいですし、お寿司などをとってももてなしてもよいでしょう。
 なお、赤ちゃんの名前は、実際は出生届を出す生後14日以内につければよいのですが、お七夜には命名書を貼って祝うのがしきたりとされています。
 現代では、若夫婦が名前を決め、命名書も父親が書くのが一般的です。名づけ親を頼むこともありますが、この場合もいくつか挙げた候補の中から、赤ちゃんの両親に選んでもらうようです。
 命名書は、半紙か奉書紙に赤ちゃんの名前を書き、目立つところに貼っておきます。
 お七夜に招かれた場合、ご祝儀を贈ることもあります。ご祝儀ですと、表書きは「祝御七夜」としますが、祖父母が祝い膳の費用として包む場合は「御酒肴料」あるいは「寿」となります。
 金額の目安は、5千〜1万円ぐらいです。
 昔は、子どもが災厄から逃れるようにと、仮親を立てました。そして、この仮親が、子どもの名づけ親ともなったのです。
 名づけ親は、親族の中で人望のある人や、両親が尊敬する人、恩師などにお願いするのが一般的です。その場合も、いくつか候補の名をあげ、その中から両親に選んでもらうようになってきています。
 現在では、若い両親が出産前から名前を考え、自分たちで命名することが多いようです。
 名づけ親からの祝い方は名前が決まったら、名づけ親は命名書にその名を書いて、出産祝いといっしょに届けるのが一般的です。
 お礼は名づけ親へは、お七夜のお祝いの席に招待することで、お礼の気持ちを伝えることになります。
 別にお礼をしたい場合には、「命名御礼」として、塗りものの小タンスや文箱、商品券などを贈るのもよいでしょう。
 金額の目安は1万〜2万円ですが、目上の方ですので現金を包むのは避けましょう。

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