パーティーを開くとき

 プランの立て方。目的をはっきりさせる何のためにパーティーを開くのか、またそのパーティーの主役はだれなのかといったことをはっきりさせることがたいせつです。還暦を祝う集まりならば主役は当然六〇歳のお年寄り。献立も飾りつけも、祝われる人の好みに合わせますが、これが学校を卒業したばかりの若い人のための就職祝いならば、ごちそうも質より量という傾向になるからです。

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 形式も若い人が大勢集まる場合は、好みの物を好きなだけ食べるビュッフエ形式が喜ばれますが、お年寄りや女性ばかりなら座食式がよい場合もあるので、出席する人の年齢や性別もプランを立てるときにはっきりとつかんでおく必要があります。
 だれを招くか。パーティーの目的に従って出席の人数も決まります。会場の広さも考えて判断しなければなりません。座食式の場合は、男女同数になるように招きますが、それ以外は、必ず男性に多めにします。だれを招くかは主催する側の自由ですが、招待状の発送はパーティーの目的に添う範囲で、不公平にならないように心がけなければなりません。相客は気の合ったどうしを選ぶのが通例で、職業上のライバルなどを選ばないように気をつけます。
 招待状の出し方。うちわの集まりでは特に招待状を出す必要もなく、電話で日時・場所などを告げ、出席できるかどうかの返事をもらいますが、格式張ったパーティーほど招待状は早く送ります。
 出す時期。正式のパーティーは、三週間前から一か月前に通知が届くように出します。そのほかの場合でも、一〇日〜二〇日前には着くようにし、知名な人ほど予定があるので、さらに早めるようにします。
 招待状の書き方。何のためのパーティーなのか、パーティーの形式、日時・場所・服装の程度などを記します。
 はがきで出欠の返事をもらう場合は、必ず返信用はがきを同封します。
 なお、官製はがきを利用するときは、書き文字をくふうするといった小さなアイディアが、楽しいパーティーを連想させてくれるでしょう。
 家庭でパーティーを開くとき。料理は和・洋・中華のどれでもかまいませんが、和風料理の場合は特に季節感のある献立を選びたいものです。ただし、パーティーは食べることが目的ではないので、料理に全力投球をしてしまうのはへたなもてなし方です。また、予算内で整えるということもたいせつです。このなかには紙ナプキンや生け花など、いわばパーティーのわき役のための費用も忘れられません。
 コートやかばんなどを置くために控え室を用意したいのですが、無理な場合は廊下にテーブルを用意して置くとよいでしょう。
 会場は会の目的や主役にふさわしい飾りつけをします。日本的なお祝いの集まりならば、金扇とか、金・銀の水引きを使って喜びを表わしたり、子ども中心の場合は色紙の輸つなぎだけでも大喜びです。クリスマス・パーティーの場合もツリーは壁にとめた緑の色紙の切り抜きで表わせます。
 寒い日は家じゅうを暖かく、暑い日はできるだけ涼しげにへやを整えましょう。
 貴重な飾り物は、高い棚や安定した台に乗せるようにします。これは、それと知らずに、そそしてしまう客の当惑を考えてのことです。
 夜の集まりならば、門燈も明るく照らし客を待つ気持ちをじゅうぶん表わします。
 家庭で行なうパーティーならば、特に玄関・手洗い所の掃除に注意し、トイレットペーパーは新しいものを用意しておきます。手洗い所の場所はあらかじめ招待した人に教えてあげたほうが親切です。
 控え室には、冬は熱い番茶、夏は冷たい麦茶程度を出し、あまりこった飲み物は避けるようにします。
 客が知り合いでないときは、主人側が紹介すること。このとき、紹介する人の名まえや紹介するポイントをはっきりと言いたいもの。早口になりがちなので注意したいものです。
 お料理は主客から勧めて、主婦が最後にとります。
 曇ったグラスや、さびのついた食器のないよう前もってじゅうぶん気をつけます。
 招待客より控えめな服装をするのが主人側のエチケットです。アクセサリー類も同様に。

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