来客のもてなし方

 不意の来客で親しい人の場合、親しい人の場合には、情況によって上がってもらうか、玄関先で帰ってもらうかの判断をします。相手があまり時間がないと言うときには、お茶やお菓子を出すために時間をさくよりも、とにかく立ち寄ってくれた気持ちを率直に受け取ることです。

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 男性の客で主婦だけのときに、あまり親しくしていない夫の友人などが突然訪ねて来たときには、「せっかくお越しくださいましたのに、まだ帰りません「帰りに立ち寄る先があると申しておりましたので、何時に帰るかわかりません」と言って断わり、玄関で応対するようにします。用件、連絡先などは必ずメモしておくようにします。
 長居の客でこちらのスケジュールにはおかまいなく長居する人には、できるだけのもてなしをしたあとは、自分の予定をはっきり相手に告げてもよいでしょう。
 そういう人に限って、口がうるさいというので、気持ちとは反対にていねいにもてなしがちですが、あとでぐちをこぼすより「人の口など気にしない」という生活方針を打ち出してしまったほうが気楽です。
 来客中にまた客があったとき約束のない客ならば、「お客様がお見えですので」と断わってもさしつかえありません。
 しかし、先客がじきに帰る予定であるとか、気のおけない客のときには、相手によっては待ってもらってもよいし、先客に断わって「来客中なのですが、ご用件だけ伺わせていただきます」といって会ってもよいでしょう。
 混み入った話の場合は「のちほどご連絡を差し上げたいと存じますが」と言って引き取ってもらってよいでしょう。
 どちらも気のおけない人とか、仕事のうえで知り合っていたほうが客どうしにもプラス、と判断したときは、先客に断わって同席していただくのもよいと思います。
 子ども連れの客の場合、被害を未然に。子どもは好奇心が強いつで、冷しい物にはすぐ目をつけます。大事な置物などはかたづけておきます。
 飲み物・食べ物を出すときは、大きめなビニールのふろしきなどを用意してからすわらせればこぼしても気になりません。
 被害は未然に防ぐように気を配りましょう。
 おとなだけの家で同じ年ごろの子どもがいればいっしょに遊ばせるとよいのですが、おとなだけの家に迎えるときは子どもはすぐたいくつしてしまいますから、絵本やおもちゃなどを用意しておきます。
 前もって赤ちゃんがいっしょだとわかっている場合には、昼寝ができるよう、小さなふとん、まくらにも毛布がわりにもなるバスタオルを用意します。そのほか、カット綿、お湯のはいったポットなどを整えておくと親切です。
 食べ物や飲み物を出すときには、あらかじめ母親に聞いてから出します。特にチョコレート、あん物などたくさん食べては困るものは、初めから出さないほうが無難でしょう。
 夫の遊び仲間で麻雀や囲碁をする目的で集まった客には、あまり干渉しないほうがかえってくつろいでもらえます。ひととおりお茶とお菓子を出したあと、茶器はひとまず下げてしまいます。
 気のおけないグループならば、ポット、お茶の葉を入れた急須、湯飲みなどをお盆に用意してセルフサービスしていただくのもよいでしょう。
 麻雀などの場合は、食事もサンドイッチやおにぎりなどのほうが喜ばれるようです。アルコールをしませたおしぼり、紙ナプキン、灰皿などは忘れずに用意しましょう。
 お酒好きな客というと、とかく主婦は敬遠しがちですけれど、気持ちよくもてなしたいものです。料理は高い物を一品だけ出すよりも、簡単なものをいくつか出したほうが喜ばれます。
 家庭で飲かのに適当な酒量は、日本酒ならひとりお銚子二、三本ぐらい。特に酒好きな人なら五、六本といったところでしょうか。ごはんは、お新香とみそ汁ぐらいを出しましょう。お酒のあとお茶づけを好む人もいます。なお、いくら酒好きな人だといっても、自分で車を運転して来たようなときにはお酒を出さないのが、かえってよいもてなしといえましょう。

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