訪問を快くすませるために

 手みやげで何よりもたいせつなのは、心のこもった物を相手の身になって選ぶことです。
 夜訪問する場合に、生菓子などの長くもだない物を持参したり、お年寄りの家に、堅い食べ物を選んだりしないことです。
 手みやげを差し出すのは、玄関だけで失礼する場合はあいさつのあとすぐに、へやに上がる場合には、根のついた植木などの場合は玄関口で、その他はあいさつがすんでから差し出すのがよいでしょう。
 ふろしきに包んであるときには下座側でほどいて、品物を正面へ差し出します。

スポンサーリンク

 お茶、お菓子を出されたら遠慮しすぎない。お茶・お菓子を出されたら、主人にあいさつしていただきます。よく、遠慮しすぎて、お茶を冷たくなってからようやく飲んだり、お菓子も主人に再三勧められてフオークを取り上げるといった人がありますが、熱い物は熱いうちに、冷たい物は冷たいうちにいただくのがエチケットですし、もてなす側としてもそのほうが気持ちのよいものです。
 きらいな物を出されたとき 無理して食べて途中で残すより、初めから「失礼でございますが、いただけませんので」と言ってはっきり断わったほうがよいでしょう。
 初めてたずねた家で、手洗いを借りるのは無作法だとされていますが、どうしてものときはしかたがありません。ただあいさつもそこそこに「お手洗いを」と言うのはやはりぐあいが悪いもの。あいさつをすまし、先方がお茶の用意で座を立つときなどに、「伺う早々、たいへん無作法ですが」などと言って場所を聞き、案内してもらいます。
 このとき、「手を洗いたい」などと言うと、おしぼりを出される場合があるので、はっきり言ったほうが無難です。
 たばこには特に規則はありませんが、目上の人や相手がたばこをすわないときは「どうぞ」と勧められたときにし、また、女性のたばこはきらう人もいるので時と場所を考えて。備え付けのたばこを勧められたときはそれをいただきますが、自分があるときには自分のものをすってかまいません。

冠婚葬祭
正月を迎える準備/ 正月の飾り付け/ 正月の料理/ 正月の訪問と来客/ お年玉のあげ方/ ひな祭り/ 端午の節句/ 七五三の意味と祝い方/ クリスマスの意味と祝い方/ 誕生の祝い/ 入学祝い/ 卒業・就職の祝い/ 賀寿の祝い/ 贈答品の届け方/ 各種の贈答品の贈り方/ 贈答品を受ける/ お中元・お歳暮の由来・異議/ 贈り物のエチケット/ 各種のお礼・月謝など/ お祝い金・香典の出し方/ 病気の見舞いのタイミングと方法/ 病気見舞いの品の選び方/ 快気祝い/ 災害見舞い/ 訪問のあいさつ/ 訪問を快くすませるために/ 来客に楽しく過ごしてもらうために/ 来客のもてなし方/ 紹介の仕方/ 紹介状のつくり方/ 名刺の使い方/ 近所づきあい/ 団地・アパート生活/ パーティーを開くとき/ パーティーに招かれたとき/

        copyrght(c).冠婚葬祭専科.all rights reserved

スポンサーリンク