誕生の祝い

 初めての誕生日を迎える赤ちゃんを囲んで、一年間の成長を祝い、これからも健やかであるようにという意味のお祝いをします。集まるのは、両親と祖父母、結婚のときの仲人など、子どもに縁のある人が中心になります。

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(1)もち誕生
 昔は、初誕生にはもちをついて祝う習慣があったので、初誕生は「もち誕生」ともいわれます。現在でも地方ではもちをついて祝うことがあり、大きなもちを背負わせて歩かせると、子どもは健やかに育つといわれています。
(2)家族パーティーを開く
 子どもの生活のリズムに合わせて、午後を中心にするとよいでしょう。しかし、おとなと同席するのは無理なので、「ごあいさつ」がすんだら、子どもは別室に引き取らせてよいのです。
(3)パーティーのコツ
 子どものめんどうをみてくれる人がいるときは別ですが、たいていの場合、母親は子どもの世話に手をとられてホステス役を充分に果たせません。このときは最初からこうした事情を計算に入れて準備することです。料理は前日に用意できるものを多くし、当日はあたためる程度にするとか、テーブルには飾りつけをかねて全部の料理を並べて置く、あるいは給仕の手間をはぶく盛りつけをくふうするといった、頭を働かせる必要があります。
 ご主人にもホストとして、ホステスを手伝ってもらうよう、前もって打ち合わせておくこともたいせつです。
 子どもの誕生パーティー
(1)すべて子どもを中心に
 小学生ぐらいまでの子どもは、自分が中心になって祝われるこの日を心待ちにしています。ごちそうをたくさん作るよりも、ムードを演出して家族全員で祝ってあげましょう。日ごろ親しくしている友だちを招き、簡単なパーティーを間くのも子どもにはうれしいことです。
(2)色どりを考えたお料理を
 お料理は、バースデーケーキが中心になります。ケーキの上に、年の数だけローソクを立てますが、数が多くなるときは、大きなローソク一本を一〇歳と数えるとよいでしょう。
 お料理は日頃の好みを中心にして、色どりを考え、カラーのナプキンをなどをたっっぷり用意します。当然ながら食べなれない物、消化のよくない物は避けること。つい、美しさにひかれて、ふだんは買わないものを用意しがちですが、祝い料理といえども栄養のバランスはくずしたくないので、野菜をとることと砂糖を使い過ぎない注意もたいせつです。
 こうした集まりが子どもの虚栄心をあおることにならないように注意し、料理や演出も子どもにプランを立てさせ、母親は補助役に回ります。
(3)プレゼントのしかた
 家族の場合は、日ごろほしがっていた物をみんなで贈ってあげるとよいでしょう。
 パーティーに招かれプレゼントをするときは、子どもどうしで取り決めがある場合はその金額をこえないこと。取り決めがないときは、子どものこづかいで買える範囲の物を選ぶことがたいせつです。いずれのときも、何を買ったかを母親は聞いておきます。
 家族の誕生パーティー
(1)成人の場合
 年齢が大きくなると、関心を持つ事が移っていくのであまり興味を示さなくなりますし、うっかり忘れがちになりますが、年一度の誕生日を家族が覚えていて、そろってお祝いをしてあげましょう。
(2)夫婦の場合
 夫婦の間では、ささやかでも愛情のこもった贈り物をしたいものです。何を贈り合ってもよいのですが、誕生日も生活のいそがしさにまぎれて忘れがちなとき、小さな花束とか香水を、あるいはシェービングセットやにおいのよいヘアローションを贈られたときのうれしさは格別でしょう。
 また、ふたりで外で食事をするとか、芝居に行くとかも楽しい思い出になります。
(3)老人の場合
 年老いた両親、祖父母の誕生日には真心をこめたお祝いをしてあげることが最大の贈り物です。ことに、同居のお年寄りの場合などは、お赤飯をたいたりして家中そろって健康を祝してあげましょう。
 別居している場合でも、招待して贈り物をあげるとか、遠い場合にはお祝いのことばに添えて贈り物をするとかして、お祝いの気持ちを伝えましょう。

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