正月を迎える準備

 暮れも押しつまってくると、せわしい気持ちのうちにも、段どりよく正月の準備をしなくてはなりません。昔から、正月にはいろいろの習慣があります。最近はだいぶ簡略化されたといっても、知っていないと困ったりすることも多いものです。昔からの風習を知ったうえで、自分の家にふさわしい正月の準備をしたいものです。

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 もちは、保存食としての意味が強かった時代もありますが、今は、正月行事に欠かせぬものとなっています。正月に使うもちは、関東ではつきあげたもちを長方形にのした「のしもち」をやや堅くなったとき包丁で切って使いますが、関西では小さくまるめた「丸もち」を使います。
 農村には、まだ自宅でのもちつきの習慣が残っていますが、都会では、商家などで出入りの人が集まって、にぎやかに正月用のもちをつくしきたりが、わずかに残っている程度です。最近は、米屋や和菓子の店などが手数料をとって、つきあげたもちをはこんでくれるので、一般にはこうしたサービスを利用します。これを「賃もち」といいます。「苦をつく」といって、二十九日はもちをつかないならわしがあるので、賃もちも配遠目は二十八日か三十日を指定するのがよいでしょう。
 すす払いは年末に、一年の汚れを払い清めたところに年神さまを迎えるという、ひとつの信仰にもつながっていた歳末行事。しかし、現代では一日で家中を清めるというのも、事実上は無理。むしろ暮れのすす払いは、し残したそうじがないかどうかを点検する日と考え、清掃のための仕事は毎日少しずつ家事の中に組み込んでしまい、年末の大そうじは避ける方向を考えたいものです。
 正月の料理と飾りつけの準備。おせち料理は、前もって来客の数などをよく考えて準備にかかる必要があります。あまり押しつまってからだと、品切れになるものもあるので注意してください。
 玄関や床の間などの飾りつけも、住まいにふさわしい飾り方を考えて、準備にあたるようにします。

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