司会者の心得、披露宴の運び方

 披露宴の運び方
(1)開宴のあいさつ
 全員が席についたら「ただいまより□家と○家の(新郎と新婦の名でもよい)結婚披露宴をとり行ないます。」と開会をつげます。この最初のことばはゆっくり、きちんとすること。最初がくずれるとあとがだらけてしまうものです。続いて簡単な自己紹介をし「未熟ながら司会役をつとめさせていただきます。みなさまのご協力で楽しい披露宴としたいと思いますのでよろしくお願いいたします。」と結びこのあと引き続き媒酌人の紹介をします。

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(2)祝辞のいただき方
 新郎側、新婦側と交互にお願いします。まず紹介しますが、姓名、肩書きをまちがえないよう注意すること。また、新郎新婦との関係の紹介も次のスピーチを興味深くするうえでたいせつです。終わったら「ありがとうどざいました。」というお礼はもちろん、その前に「たいへんためになるお励ましをいただきまして」などと加えたりします。友人のスピーチには司会者も調子をくだいて、ユーモアを交えて紹介します。祝辞を頼んである人には前もって順番を知らせてあげるのが親切です。
 祝辞は食事中でもお願いしてよいのですが、お皿をとりかえるときなどは避けるよう注意します。
(3)ウエディングケーキ入刀のとき
 披露宴のクライマックスですから、出席者に盛大な柏手をお願いします。「写真撮影をなさる方は前へどうぞ」とことばを添えると撮影する人も動きやすいものです。
(4)乾杯
 音頭をとる人の紹介をしてから、「ご起立願います。」と全員を促し、「おめでとうございます。」と唱和します。
(5)お色直しの時間
 お祝いを受ける当のふたりのうち新婦が席にいないのに祝辞をいただくのは失礼ですから、よほど時間に余裕のない場合以外は避けたいものです。どうしてもという場合は、新郎側にお願いします。
 ふたりのおいたちの写真をスライド撮影したり、披露宴の前に出席者や当人たち、家族などにインタビューして、そのテープを流すなども気のきいた演出です。あるいは祝電を披露するくらいで、あとは音楽を流してゆっくり食事をしてもらいましょう。
(6)祝電について
 数が少ない場合は、お色直しの時間などに一般に披露しますが、一〇通ぐらいなら二回に分けるとよいでしょう。しかし、それ以上は全部紹介する必要ありません。発信者の氏名と何通きたかを紹介するだけで結構ですが、おもしろい電文のものは披露したほうが喜ばれます。司会者が読まないで、新郎側、新婦側とそれぞれの友人が分けて読むなどしてもよいでしょう。電文は前もって下読みしておき、読みにくい箇所は漢字に書き直しておきます。また、ただ名前を読むだけでなく、本人との関係を家族などに聞いておいて、ちょっと説明を加えたりすると親切です。
(7)お色直しで新婦再入場のとき
 「新婦がお色直しで入場です。どうぞ拍手でお迎えください。」と自分も拍手をしてはなやかに迎えます。新婦が席に着いたらプログラムを進めますが、宴の後半は友人のスピーチなどでにぎやかなふんい気にします。
(8)両家代表または新郎新婦のあいさつ
 「披露宴もそろそろおひらきに近づきました。ここで両家を代表して新郎のお父さまより、みなさまにあいさつをさせていただきます。」というような紹介をします。
(9)宴の途中で新婚旅行に出発する場合
 「まだ宴の途中で失礼ですが、○時の飛行機で九州に新婚旅行に立ちますので、かってながら失礼させていただきます。」と、まずお客さまに失礼をおわびしてから、「まもなく両人が退場いたしますので拍手で見送っていただきたいと存じます。」 とお願いします。この場合新郎新婦からもひとこと感謝のことばと失礼するおわびのあいさつをさせるべきでしょう。
 しかし、途中で出発するような計画は来客に対し失礼にあたりますので、スケジュールをたてるときに時間の余裕を十分にみておきましょう。
(10)おひらきのあいさつ
 これも開宴のあいさつと同様きちんとしめくくります。「これで披露宴をおひらきにいたします。みなさま、ありがとうございました。不慣れな司会で失礼いたしました。このあと新郎新婦は九州へ新婚旅行に出発いたします。」すでに旅行へ出発したなら「ふたりは今ごろ飛行機で犬空に羽ばたいて、ふたりのしあわせをかみしめていることと存じます。」などと結びます。

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