招待状

 招待人数は、予算によっても制限があるわけですが、両家でだいたい同人数、あるいは男性の側を少し多くする(養子縁組の場合は反対になることもある)のが一般的です。父親が社会的に高い地位にあったりすると、本人たちを知らない親の関係者を、多く招待する場合が多いのですが、ふたりの結婚を祝うのが目的であるという心を忘れないようにしたいものです。

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 差出人の名
(1)新郎と新婦の連名
 本人たちがすでに独立して社会的にも活躍している場合などは、この形にします。必然的に、招待客は、ふたりの親しくつき合っている知人、友人が多くなります。最近は、この形式がふえてきました。
(2)新郎新婦の父親の連名
 オーソドックスな形ですが、現在でもこの形が最も多いようです。両親の知人など関係者も多く招待するようになります。
(3)新郎・新婦および父親たちの連名
 前記の(1)と(2)を兼ね合わせた形になります。
(4)世話人たちの連名
 ふたりの友人、知人が世話人となり会を開く場合、この形をとります。会特訓やパーティー形式の披露宴に多く、案内状の内容も若い入らしく、楽しいものになります。
 その他いろいろありますが、いずれにしても当事者と、その家族とよく相談して、どちらも満足する形を選ぶようにします。
 また返信用のはがきのあて名も、差出人の名にするのがふつうですが、たとえば、父親が差出人であっても、本人と離れて住んでいて、本人のほうで式をあげる場合など、整理の都合上、返信だけ本人あてにすることもあるようです。
 体裁
(1)寿の浮き出し
「寿」という字を上部中央に浮き出させた金縁のものが多く用いられています。ほとんどの結婚式場で、招待状、返信用はがき、式場案内図、式参列者用追伸カード、封筒、寿シールなどが一組になったものが値段別に用意されています。
(2)紋を入れる
 昔は両家の紋を組み合わせて入れるのが正式でした。新郎の紋を右はしが新郎の紋の左はしに少しかくれるように組み合わせます。(紋を入れる場合はこの反対)。絞を入れる場合は、(1)の料金に、紋の判形の料金が加算されます。
(3)自由なデザインにする
 (1)(2)は父親の連名で出される場合に多いのですが、世話人や本人たちが差出人となると、文も形式にこだわらず、デザインもくふうをこらし、楽しいカードにしたりします。
 招待状の内容
(1)文の調子
 形式的な内容でも口語調にします。式場などに見本がありますが、すっかりそれをまねたのもあまり感心できません。しかしあまりとっぴなものも、いい感じではありません。差出人によっても調子が変わるわけです。
(2)必要なこと
 欠かせないのが、日時、場所の知らせですが、上の例のように媒酌人の名も入れるのが礼儀です。また最後にいつまでに返信をもらいたいか、服装について平服でなどと指定する場合つけ加えます。案内状のほかに、返信用のはがき、会場までの案内図も必ず入れます。そのほか、式の順序、披露宴の進行表、座席表、ふたりの略歴などを印刷して同封することもあります。また、差出人が本人以外の場合は、本人からも別紙にひとことあいさつを書いて同封すると感じのいいものです。
(3)式への出席を頼むとき
 別刷りの招待状を同封することもありますが、結婚式場には小さな紙に印刷した広)のが用意されています。神式、仏式では式に列席するのは、家族、親族ですが、キリスト教では式に列席する人のほうが多く、式がおもな行事になります。
(4)スピーチを頼むとき
 ていねいに依頼状を書いて同封するようにします。
 印刷はほとんどの結婚式場で受け付けますが、印刷屋に頼んでもよく、期間は一〜二週間かかります。一か月半ぐらい前には発送できるよう印刷に出します。媒酌人の名まえなど誤字のないよう注意します。刷りあがったらまず媒酌人に届けるのが礼儀。封筒のあて名はできるだけ毛筆にします。式湯によっては、あて名書きを、引き受けてくれます。二重に発送したり、招待もれのないように、名簿を作り、よく整理しましょう。出欠の返事をいただいたら、すぐチェックするのを忘れないことです。

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