小学校の塾や習い事

 東京のある小学校で、宿題を忘れてきた子どもに、先生がその分の学習を居残りしてやっていくようにと指示したところ、その子は泣き出して「学習熟へ行くのが遅れてしまう」といったというのです。
 こんな話が笑い話では済まされなくなっているほど、今や学校以外の習い事が盛んであり塾が繁じょうしているのです。

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 学習塾では、ふつうは一〇人から二〇人ぐらいのクラス編成で教える方法と、個人指導との二とおりがあり、学校の授業の予習復習や受験勉強をしています。そのほか、受験のための大がかりな予備校的なものや少数精鋭主義の英才教育的なものなどがあります。いずれも塾を選ぶ場合は評判だけではなく、実際に塾へ行き、主任の先生に会って塾の教育方針、実績、設備などを尋ねましょう。
 この選び方を誤ると、塾は百害あって一利もない存在になってしまいます。「少しくらいわからなくたって塾へ行って聞けばいいや」と、学校の授業をなおざりにする子ができて、その子ばかりでなく教室の盛り上がったふんい気もこわしてしまいます。塾はあくまでも、子ども本来の学力を伸ばしてくれるところであるべきです。
 人間の中にはいろいろの天分が隠されている。それをなるべく早く発見して伸ばしてやらなければならない、というのが早期教育を叫び、おけいこ事をさせる人たちの言い分です。どんな天分があるかわからないからというので、あれもこれもさせてみる。その成果はどうだったでしょうか。たいがいはしり切れとんぼで、かじっただけで、たとえば大学まで続けられた子は、とみれば何パーセントもいないのです。
 あれもこれもやってみた、しかし、何ひとつ完遂できなかった。残ったのは、「私は根気がなくってだめな人間だ」という劣等感だけだったというのでは、マイナスにしかなりません。
 「どんなことでもよい。長続きさせる努力、あるいは、努力を持続することが大事だ」という心理学者もたくさんいます。努力を持続することで自信がわいてきます。それは決して習い事だけではありません。
 もちろん、絵や音楽、あるいは舞踊といった芸術の学習をとおして、自分の感情をじょうずに表現したり創造したりする喜びを知り、いわば豊かな情操が養われます。
 それと同時にけいこ事を長く続けることは、技術の向上に加えて何かが自分にはできるのだという自信がついてくるのです。そのために、つらいとき苦しいときに、励まし勇気づけながら続けさせる両親の力が必要だということを忘れないでおきたいものです。

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