小学校を選ぶ

 子どもが小学校へはいることは人生のうちで忘れられない強い印象を残すときです。このときを期して、子どもは知的学習の世界に大きく一歩を踏み出し、親は子どもを別の世界に手離したという感慨を持つものです。
 ところで小学校に入学といえば、公立にするか私立にするか、あるいは私立でも遠くの有名校へ入学させるかなど、選ぶのに迷う家庭も多いでしょう。それぞれの長所短所をよく研究して、最もふさわしいコースを選びたいものです。

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 国立小学校の魅力は、国立大学の付属小学校は、もともとその大学の教育学部などの学生の養成機関、大学の付属の研究機関としての役割を持つものなのですが、近ごろでは付属中学校、一流高校、一流大学というエリートコースヘのスタートラインとして評価されているのが現実でしょう。
 欠点は、一次選考のうえで抽選が行なわれますが、絶対数が少ないので競争率が高く、なかなかの狭き門です。遠距離通学のものは入学させないようにしているようですが、それでも通学にそうとう無理のある児童がかなりあるのが現状です。
 私立小学校の魅力は一つは小学校、中学校、高等学校、大学とエスカレーター式に進学できること、もう一つはある主義主張に貫かれた個性的な教育が受けられるということです。公立小学校が男女共学であるのに、男子だけ、あるいは女子だけを集めた学校などもあって、特徴のある教育を行なっています。
 こうした小学校は、入学するのもまた大学なみの競争率の激しさです。しかし、いったん入学してしまえば受験勉強のきびしさから解放され、のびのびと趣味的な面を伸ばすことができます。学科のできはほどほどでも、一芸にひいでていたり、専門とは関係のない分野にすぐれた知識を持っていたりする、おもしろ味のある人間に成長する機会に恵まれているわけです。
 欠点は 私立小学校は設備もよく、一学級の人数も少なく何かと行き届くので、学校の特色と子どもの個性をうまくマッチすれば、教育こ効果が一段と上がることが期待できます。反面、一歩まちがえると、らくにエスカレートできることをいいことにして、学問もだめ、専門知識も皆無、特技は遊ぶことだけといった人間になる危険性もあるのです。
 また、小学生の間は、近所の子どもと違った学校へ行っているという無用な優越感や、反対に仲間はずれにされることからくる劣等感を待つこともあります。
 さらに、通学上の不便さが子どものからだに影響を与えることも考えられます。
 公立小学校の魅力は黙っていても時期がくれば入学できるのが公立学校です。児童の家庭環境は千差万別。団地の住人が多いとか、下町の商店の子が多いとかの傾向的なかたよりはあったとしても、経済的にも職業的にもさまざまな家庭があります。
 その違った家庭環境の子どもたちが仲間になって、それぞれに違った環境があり、生活があるのだということを、自然に理解し受け入れられるとすれば、それはすばらしい社会科の学習といえるでしょう。
 欠点は反対に玉石混合の児童の中には、悪い遊び、悪い仲間にひきずられていく子、もっと伸びてよい知能を持ちながら、伸びきれずに悩んでいる子も決してないことではありません。
 どんな小学校に入れるかということは、大きくいえばその子の一生を決定づけることにもなりかねません。子ども自身には選ぶ力はないのですから、両親の考え方が決定的な力を持っているといってよいでしょう。どんな学校に入れるにしても、どのような考えでその学校を選んだか、そして、その後どのように導くかが子どもの将来のために重大なポイントになります。
 親の虚栄心から無理な学校を選ぶようなことは絶対にしないこと。いろいろな意味の無理が性格をゆがめることにもなりかねません。
 毎日のことですから、遠距離通学の場合は、体力的なことも考慮に入れなくてはならないでしょう。
 その学校の特色をよく認識して、あらゆる面で子どもにプラスになると判断したうえでのことでなければなりません。

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