幼稚園を選ぶ

 子どもは三歳ぐらいになると、駆けたりとんだりの動作もしっかりしてくるし、心の向けかたも、内から外へと変化してくるものです。
 買い物に連れて歩いたときなど、ほかの子のすることに興味を持ったり、いたずらをしかけたりするようだったら、もう幼稚園へ入れてよいころだと考えてよいでしょう。法律的には満三歳を過ぎると幼稚園にはいることができます。
 けれども、三歳ぐらいでは、からだや動作に個人差がたいへん大きいのです。三歳二か月の子と三歳一一か月の子とでは、知能や体格に大きな差があるのは当然です。そこで次のことを考えて二年保育か三年保育かを決めます。

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 二年保育にするか、三年保育にするかは、からだの発育状況、家庭環境、幼稚園の受け入れ態勢をよく検討してから決めたいものです。
 三年保育にすると幼稚園ずれした子になる、ボス化する、などといわれたこともありましたが、幼稚園が三歳児を対象としたしっかりした教育方針を持っていれば、そんな心配はまずないと考えてよいでしょう。むしろ、ひとりっ子の増加とともに、三年保育はふえているようですが、集団にはいっていくためには、ひとりでおしっこができる。また、うんちがしたいなどと、最低限度の要求を表現することができる。母親から離れて遊べる。ひとりで手が洗える。
 以上、三つのことぐらいはできていなければ無理な面もあります。
 三年保育のほうがよい場合はひとりっ子や年寄りっ子で、過保護になりやすい子、近所に適当な遊び場もなく、友だちもいない子。母親が、世話をみてやれない子などは、三年保育にして早くお友だちをつくってあげたいものです。
 幼稚園の選び方
(1)近いということ
 子どもの足で歩いて二〇分以内にあることです。現在は、通園中にどんな事故が待ちかまえているかわかりませんし、送り迎えをしなければならないことも多いので、そのための親の負担はなるべく軽くしなければいけません。
(2)教育方針がしっかりしていること
 一年保育、二年保育、三年保育のクラス別がはっきりしているのが望ましい。
(3)園児の数、クラス定員が多すぎないこと
 先生ひとりに対し、子どもの数は多くて三〇人。二五人未満が望ましい。三歳児のクラスでは一五〜二〇人前後。
(4)資格のある保育者がそろっていて、子ども好きで熱心なこと
 教師の資格は教育委員会で調べることができる。
(5)広い室内と庭があること
 子どもたちが駆けまわれる。
(6)衛生と安全の配慮がなされていること
 便所、手洗い場に気が配られている。
 以上の点がそろっていれば、及第とみてよいでしょう。デラックスだけが売り物であったり、園児が五〇〇人もいたりするマンモス幼稚園や、バレーやピアノ、英会話を教え、小学校的知育、受験準備をする幼稚園は、本来の目的からはずれていると思っていいでしょう。
 幼稚園へ入れると決めたら、しつけの面の準備は早めに進めておきたいものです。子どもが、ひとりで、
 ・ くつ下をはく
 ・ 上着を脱いだり着たりする
 ・ 手を洗う
 ・ おしっこをして身じまいを正す
 ・ 「おはよう」「さようなら」などの簡単なあいさつができる
 ・ 自分の名まえがいえる
 ・ 名まえを呼ばれたら「はい」と返事ができる
 などができるようになれば、そのほかには特に教え込む必要はありません。
 子どもによっては、やればできるのだがハニカミ屋でしないとか、母親がいると依存してしまってやらないとかいう現象もよくあります。しかし、通園しはじめてしばらくたつうちには慣れてしまうものですから、親が取りたてて心配するほどのことはありません。

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