妊娠中の健康と生活

 日ごろ特別な病気を持っていない人なら、妊娠したからといって、日常の生活の中でビクビクすることはありません。むしろ、すばらしい胎児の生命力に負けないような気持を持つことが、いっそう健康な赤ちゃんへと育てていきます。
 からだのかばいすぎは、運動不足になるばかりでなく、気分もめいりがちになるので、ふだんよりさらに規則正しい生活をするようにします。また、気分転換として明るい気持で過ごすためにも、お産に備えて体力をつけておくためにも、適度な運動はぜひ必要です。もちろん、無理なからだの動かし方は禁物です。疲れを感じない程度に動く、これが目安です。

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 なお、第二子の妊娠の場合、とかく手のかかる幼児がいると無理をしがちです。また、二回目だからだいじょうぶという自信から注意がおろそかになりやすいので、気をつけなくてはいけません。
 ふつう、妊娠中期(妊娠一六〜二七週)は安定期なので、旅行やスポーツなどはさしつかえない、といわれています。家にばかりいて運動不足になるよりは、気分転換のためにも軽い運動やレジャーを適当に楽しみましょう。
 また、コーヒーや紅茶も、妊娠中でもふだんから飲んでいる量ならばさしつかえありません。かえって食欲が増したりストレスが解消したり、よく眠れるようになるとすれば、むしろからだのためにはよいでしょう。ただし、妊婦の喫煙は未熟児を産む率が高いので、これを機会にタバコはやめましょう。
 妊娠中は、神経を使いすぎて食欲をなくすよりは、どうしたら食事がおいしくすすむかを考えて、バランスのとれた栄養をとるように心がけることがたいせつです。
 妊娠中の病気は初期に早く治さなければなりませんから、心配なことがあったら、まず医師に相談します。妊娠と気がついたときはすでに妊娠八週(三か月)で、それまでにかぜ薬を飲んでしまった、と心配する人もあります。それだけに、妊娠可能者は、いつでも薬には慎重であってほしいものです。
 催眠剤や精神安定剤は、胎児の呼吸中枢と脳細胞に障害を与えることがあるので、医師の特別な指示以外は、妊娠全期間使ってはいけません。
 妊娠一一週(三か月末)までは、胎児の器官の形がつくられる時期なので、それまでは勝手に薬を飲んだりしないことです。
 強い下剤は、子宮を収縮させて流・早産を招くことがあるので、妊娠中は使わないようにします。
 薬による管理は、一般の人にはとてもむずかしいので、妊娠中に薬を使うときは、必ず医師の指示に従うことです。
 また、予防注射も原則として避けることです。特に風疹ワクチンを妊娠中に接種することは避けなくてはいけません。
 もちろん、インフルエンザC予防注射のように不活化ウイルスを使っているものは胎児への影響はありません。むしろ、流行の激しいときはしておいたほうがよいのですが、やはり、医師に妊娠中であることを断わってから受けるようにしましょう。
 なお、風疹は妊婦がかかると胎児に障害が起こりやすいので、妊娠する前に必ず抗体検査を受け、陰性の人は予防接種を受けておきましょう。接種は妊娠中は必ず避け接種のあと二か月は避妊します。
 妊娠一六週(四か月末)ころまでは、外見からは妊娠中かどうかわからないことが多いのです。ですから、歯や耳、その他の病気の治療を受けるときにも、必ず妊娠中であることを医師に告げてください。

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