パーティーの開き方

 私たちの生活において、結婚、入学、卒業の祝い、誕生日、受賞祝い、歓迎送別会、クラス会、同好会などパーティーを催す機会が少なくありません。
 このように、集まる目的はさまざまですし、また、形式や規模、人数、目的などもまちまちですので、パーティーを成功させるには、まず、どんな目的で開くのか、場所や招待客の顔ぶれや人数、予算など、あらかじめプログラムを組み、それにしたがって準備をしなければなりません。
 パーティーを成功させるには、パーティーの目的と招待する客にふさわしい場所を選ぶことが一つのポイントです。
 ホームパーティーでは、台所、食堂や居間の広さにもより、台所を手伝う人がいれば一〇人ぐらいは招待できます。立食式にすれば、もっと人数がふやせます。友人どうしの気楽な集まりなら、手狭でも自宅へ招くと喜ばれます。グループで会場を持ちまわりにするのもよい方法です。
 結婚式や記念パーティー、歓送会などで、人数も二〇〜三〇人以上のときは、ホテルや宴会場を借りるのがよいでしょう。
 レストラン、喫茶店などは、比較的気軽で少人数のときに借りるのがふつうです。
 公共施設や貸ホールの利用も考えられます。
 大きなパーティーのときは、当日の料理の献立、飲みもの、飾りつけ、サービスの方法、借りる時間、座席の配置など、細かく打合わせておきます。

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 パーティーの目的、規模によって総費用のわくを決め、そのわく内で宴会費、その他の費用にふり分けます。宴会費はさらに、会場費、料理代、飲みもの代などに分け、一人当たりの予算を決めます。
 必要な費用をすべて人数の均等割で徴収するやり方や、かかる費用の何割かを会費として徴収し、残りは主催者が負担するやり方もあります。
 会がどのようなものになるかは、人選でほぼ決まります。人選を誤れば、楽しいパーティーの雰囲気が乱されることにもなります。小規模なパーティーでは、そのパーティーの雰囲気に合う人、宴を盛りあげるのにふさわしい人をおもに選びます。
 いつも話を独占し人の話を間こうとしない人や日ごろあまり仲のよくない人、悪酔いする人は避けたほうがよいでしょう。
 男女の比率は、あまり気にかける必要はありませんが、一方に偏るのは避けます。
 人数は、五、六人から二〇人以内が適当です。あまり多くなると十分な会話が楽しめなくなります。
 パーティーは、特別な理由がない限り、休日の前夜にします。その方が気分的によいでしょう。
 招待状には、パーティーの目的、日時、場所、形式、ときには服装について記し、何か特別な趣向があればそれも加えます。返信用のはがきを同封し、出欠席の返事の締切り日時も明記します。
 通知は返事をもらえるようにゆとりをもって出します。遅くとも一週間くらい前に返事がもらえるようにしましょう。どんなに親しい人でも、また気軽なパーティーでも前日に電話で招くことのないようにしましょう。それは欠員の補充という印象を与えます。
 ホームパーティーでは家の内外をきれいに掃除します。部室は広く使えるように工夫しましょう。いすが足りなければ壁ぎわに寄せて直接じゅうたんにクッションを置いてすわってもらうようにするのもよいでしょう。
 庭に打ち水をし、床の間に花や掛軸を飾ります。花は玄関、トイレ、使う部屋、食卓などにも飾りましょう。食卓の花だけは丈が低く香りのほとんどないものを選びましょう。照明は明るくし座をなごやかに保つようにします。また夜のパーティーでは、キャンドルライトもムードを盛りあげます。
 雨天の日には傘立て、コートかけを準備し、トイレや洗面所は念入りに掃除し、タオル、石けん、ティッシュペーパーなども用意します。
 トイレの場所などはよくわかるように明示しておきます。
 食器やグラス類、盆なども不足のないように、パーティーの形式によってテーブルをセットしておきます。洋風ではテーブルクロスとナプキンも欠かせません。
 また、みんなで楽しめるゲーム類も用意するとよいでしょう。
 玄関の扉を開き、夜なら外から見える窓には明りをつけて歓迎の気持を表わします。玄関では笑顔で出迎え、あいさつをして案内します。
 ホテルやレストランでは、定刻に会場入り口で客を出迎え、出席のお礼を述べて会場へ案内します。
 客が互いに初対面のときは、ホストやホステスは双方を紹介するのがマナーです。このとき、名前だけでなく、簡単に職業、趣味などを加え、共通の話題を提供すると、紹介された客も親しみが増します。
 紹介の順序は、一般的に年下の人を年上の人に、男性を女性に、肉親を他人にというようにします。一人をおおぜいに紹介するときは地位や年齢に関係なくその人を先にします。また、男性と女性の間でも、年齢の関係や社会的地位関係などから女性を先に紹介することもあります。
 ホスト、ホステスは、パーティーの全体の流れを頭の中において、楽しい雰囲気を最後まで保ち続けられるように、会話の流れをリードし、客のもてなしをします。
 初対面の人どうしを引き合わせたり、料理や飲み物をすすめたり、話題から取り残されている人はいないかどうか気をくばりましょう。
 ホームパーティーでは、料理の味わいと、楽しさを盛りあげるために、会話が大切な要素ですので、さしさわりのない楽しい話題で、にぎやかに会を進めます。
 楽しい集まりもあまり長びいては、客も主催者も疲れます。少し借しいと思うタイミングを上手につかんで、ほどよく切り上げます。楽しいからといって時間を延長しないでできるだけ定刻に閉会にするようお互いに心がけることが、また次のパーティーを開きやすくします。
 パーティーが終ったら客を玄関まで見送り、楽しくさらりと送り出すようにします。

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