高校・大学入学の祝い方

 中学校の卒業は、最近では高校に進学する人がほとんどなので、その場合には、中学卒業と高校進学とを兼ねて、何か記念になることを考えてあげるとよいでしょう。
 近年の大学受験は想像以上に厳しいようです。また、義務教育が修了した人の九割以上の人が高校へ進学する昨今、高校受験は大学受験に近いほどの加熱ぶりです。
 高校、大学の受験後は、学業の一段落を無事に終え、一息つき、誰もがある種の解放感にひたっているときで、このような本人の労をねぎらってあげたいものです。
 高校の場合ですと、子どもは、義務教育を終わり狭き門といわれる高校入試に合格し、新しい生活に対して、希望に胸をふくらませています。家族で食事をしたり、小旅行をするのもよいでしょう。

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 この年ごろは思春期で、おとなっぽい面と子どもっぽい面が複雑に交錯したむずかしい時期です。子どもっぽい面だけをとらえて、上からおしつけたりすると却って反発して、人格の形成に悪い影響を与えかねません。決して無理する必要はありませんが、本人の自主性を育む形で祝ってやるとよいでしょう。居住空間に余裕があれば部屋を与えたり、予算を決めておいて、その範囲内で本人主催の入学祝いパーティーを開いたりして、一人前に扱うのも、本人の将来の人格形成にはよい刺激になると思います。
 また、大学の場合には、進学する人の比率が高まり、就職する人と進学する人の比率が半々に近くなってきています。いずれにしても高校を卒業すれば社会は一人前として扱います。本人のおとなとしての自覚を促す祝い方が必要です。余裕があればホテルのレストランで食事をするのも、マナーやエチケットを知る上で、単に家族で食事会を開くという以上の効果があると思います。
 なお、運悪く受験に失敗して浪人するような場合でも、入学祝いに近い要領で卒業祝いの名目で祝ってやると、本人、家族ともに心和らぐと思います。
 高校生以上になると着る物、持つ物すべてにおいて、かなり好みがはっきりしてきます。そのため、趣味性の強い物は、あらかじめ予算をいって本人の希望を聞いて贈るようにします。親類などが贈り物をする場合、本人が欲しい物を既に決めており、一つあれば充分だと思われるものを贈ろうとしているときは、両親たちが購入しないうちに「○○○をお祝いに贈りたいと思っているのですが」などと本人若しくは家族の方に打診してみることです。
 本人の趣味がはっきりわかっている場合は、辞書、万年筆、時計などのようなもののほか、装身具、レコード、楽器、スポーツ用品などを選んであげるのもよいでしょう。
 高校生以上になると勉学と遊びの区別がつく年代ですから、学用品に限らず、ゲームなどのように創意工夫を必要とするものでもよいと思います。
 また、これからの長い人生の心の支え、座右の書となるような一冊の書籍やレコードを贈るのも気がきいています。その場合、贈る人と贈られる人の将来の心の絆を築く上からも贈る人が以前読んで心を打たれた本、以前聴いて感動した音楽等を贈るのがよいでしょう。自分なりの解説とか、裏話を添えるのも一つのアイデアです。どうしても品選びに困ったら、図書券やギフト券などにすると好きなものを購入でき、無難な贈り物だと思います。
 大学生になると、たいていの物は持っているでしょうから、多少大人っぽい小物類などが喜ばれます。
 また、家を離れ独り暮しを始める人にとっては、所帯道具類が最適です。いろいろな家電メーカーから一人暮しに役立つ電気製品が出ていますから参考にするとよいでしょう。

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