入園・入学の祝い方

 幼稚園の入園、小学校の入学は子どもにとっては、これまでと異なった同世代の社会に入るということで、人生の大きな節目であり、本人はもとより親にとっても一生のうちで感激することの一つといえます。この感激を忘れず、これから社会生活を始める子どもをはげまし、社会への旅立ちをみんなで祝福してあげましょう。
 入園、入学にあたっては、子どもも親もうれしさとともに、少々不安があるものです。子どもに必要以上の不安と緊張を与えないように配慮することが必要です。家族をはじめ親しい人たちを集めて、赤飯や子どもの好きな料理を作ってお祝いの食事をし、成長を祝うと同時に激励の言葉を贈るなどしたいものです。
 しかし、式の当日などにお祝いをしては、なにかと緊張している子どもにとっては、かえって心理的負担を増すことにもなりかねません。お祝いをする場合には、式の前後は避け、気分的に余裕のある土曜日や日曜日などを選んだ方が賢明かもしれません。
 また、入園・入学を記念して家族そろってどこかに小旅行に出かけるなどということも、子どもの緊張をほぐす効果もあり、子どもにとっても親にとっても、よい思い出となることでしょう。

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 入園式、入学式の当日の服装ですが、この日は子どもが主役なのです。最近はとかく親の服装がはでになり、親のお祝いか、子どものお祝いかわからないほどです。親の服装の見せ合いなどはやめて落ち着いた清楚な装いにしたいものです。
 あくまで子ども主体に考え、付き添いの親は略礼装を基準に考えればよいでしょう。女性の場合、和服では小紋、色無地などの着物に、黒紋付きの羽織が一般的です。また、洋服なら黒または色無地のワンピース、スーツが基準ですが、特別はでなものでなければ、それはどこだわる必要はありません。なお、黒い洋服の場合は、必ずアクセサリーをつけるようにします。
 男性の場合は黒、紺、グレーなどのダークスーツが一般的です。
 子どもには制服があれば問題はありませんが、学校によっては服装の自由なところがあります。その場合は、はでな色や大きな柄のものはさけて、清楚なものを選んで着せます。
 入園・入学は子どもにとって社会への旅立ちの第一歩ですから家族そろってすがすがしい気持で前途を祝福してあげましょう。
 入園・入学のお祝いの品は家族、親戚、親しい知人に限られるので、形式ばらず、心のこもったものを贈りたいものです。
 直接希望を尋ねるほどの間柄でなければ、消耗品のように重複してもかまわない品を贈れば間違いないでしょう。
 小学校の場合は一般的にどこの家庭でも祖父母や近親者がランドセルや机、通学用の服などを贈りますが、その場合、あらかじめサイズ等を問い合わせておくことが必要です。
 肉親以外なら、通園、通学に必要な品を贈るのがよいでしょう。たとえば弁当箱、上ばき入れ、鉛筆、クレヨンなどが適当ですが、手軽にできる運動員や教育的なおもちゃ、絵本なども喜ばれます。
 子どもは年齢より少し上のものを贈られると大人になったように思うらしくとても喜ぶものです。きれいな包装紙に包み、リボンをかけ、親しい人の子供なら、「おめでとう一年生」「ガンバレ○○君」などとメッセージを入れると一層喜ばれるでしょう。
 小学生は、私立中学などへ進学する子ども以外は、近くの公立中学校へと進むため、入学祝いなど特別なお祝いは必要ありませんが、少しおとなに近づいたということを思わせるために、両親や仲のよい友だちなどで内祝いとして、ささやかな宴を設け、祝ってあげたいものです。そこで、祝いの贈り物についてもつぎのように考えたらよいと思います。
 この年頃は思春期への移行期にあたり、自我の芽生えと併せて男女で好みの違いがはっきりしてきます。中学生の入学祝いとして何か贈るとすれば、女の子ならハン力チセット、レインシューズ、かさ、アルバム、オルゴールなどがよいでしょう。男の子ならシャツ、ボールやグローブなどのスポーツ用品、腕時計や万年筆などがよいでしょう。贈り物を選ぶときは本人の好みを考えて贈ることが大切です。

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