結婚祝いの選び方

 結婚のお祝いの品は、他の贈り物とちがって、一度に多くの品物が贈られますから、その中で自分の贈ったものが、無駄にならないように、一家に二つあってもよいようなもの、たとえば、テーブルセンター、クッション、時計、花瓶などがよいでしょう。
 ふたりだけで独立した家庭をもつ人には、日常こまごまと使う実用品を贈ります。たとえば、生活用品、食器、調理器具、家具、調度品、寝具、電気器具など、または、料理の本や家庭事典など生活に役立つものが喜ばれます。センスのよい、やや流行の夢のあるものがよいでしょう。
 親と同居する場合は、ひととおりの実用品はあるでしょうから、本人自身のものか、ふたりで使えるもの、服飾品、装身具、また、相手の趣味などがわかっている場合は、趣味にあった品を贈るのもよいものです。
 ごく親しい間柄、家族や親戚、親しくつきあっている友人なら、予算をいって希望の品を贈るのも一つの方法です。
 また、友人同士数人が共同でいくらかずつ出し合えば、かなり高価な品物が贈れ、喜ばれます。

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 結婚祝いに現金を贈るのは、適当な品物が考えられないとき、ごく親しい間柄で、実質的援助をしたいとき、適くなので品物を贈りにくいときなどですが、何かとお金がいるときだけに、かえって喜ばれることもありますし、自分の欲しい品物を、自由に選んで買えるというメリットもあります。
 現金を贈るときの額は、だいたい、ひとつの目安としては、披露宴の料理のひとり分ぐらいといわれています。
 この際、気をつけることは、縁起のよい奇数の額を送ること、新札を包むことです。
 何かの理由で、事前にお祝い品を届けることができなかった場合は、当日持参するのもやむを得ませんが、その時の贈り物は、大きくかさばるものは、相手に対して迷惑で失礼ですので、のし水引きの金包みを持参するのがよいでしょう。
 結婚式の招待状を受けとってから式までの間で、なるべく早い時期に贈りますが、新居を構えるときは、荷づくり、荷送りの準備にとりかかるのが、挙式の十日から一週間ぐらい前ですから、贈り物は、荷づくりに間に合うよう一週間前までに持参するようにします。これは、親と同居の場合でも、挙式前は何かと忙しいものですから、同じことです。
 お祝いの品は、正式に持参するときは、品物なら、結び切りの水引きをかけた品を、広蓋(引き出物などを入れる盆状の容器)の上にのせてふくさをかけ、現金なら、白木の盆に、抱きあわせにした半紙を置き、その上に、結び切りの水引きをかけた金包みをのせ、末広を添えて差し出すのが正式です。
 しかし、現在はこんなことは、ぎょうぎょうしくて、かえっておかしいかもしれませんので、心からのお祝いを述べて、お祝いの品をそのまま差し出せばよいでしょう。
 遠くに住んでいるとか、都合でどうしても直接持参することができないとかで、デパートなどから発送させる場合は、必ず、結婚祝い品であることを告げ、結び切りの水引きをかけてもらいます。この場合、品物だけを送るのは、そっけなく、失礼ですから、お祝いの手紙を別便で送るか、品物に同封するかして送り届けるのがよいでしょう。

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